宅配弁当花の木

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1999年9月宅配弁当花の木誕生。
〜売れない日々〜
  『どん底』第2章

お弁当の配達を終えては、1200枚ほどのチラシを
握り締め、オフィス街にたたずむビルへポステイング。

こんな日々の繰り返しでした。

勿論、ビルには会社の集合ポストがあるものの
守衛室があり、せっかく配りに入っていったものの
ガードマンに厳しく拒否され、
口論になる事もしばしばありました。

今、振り返れば

オープン当初、エクセルが少々、ワープロ打ちが
がそこそこにしかできない腕前の私が自主制作する
チラシは残酷なものでした。

幾度も同じビルに通いました。

ポストの横には不要なチラシが捨てられる
ゴミ箱が用意されていた。

その中に当店のチラシが入っている事も
全然、珍しくなかった。

読まれていない証拠だ。

なにがいけないのか冷静に考えてみた。

文字のみの白黒印刷だったし、
大切な商品の写真すら入ってないチラシだ。

思い切って、業者に依頼してみる事に、
だが、デザイン料だけで、うん十万

その上に印刷代。

当時の自分にはとても出せる金額では
なかった。

そんな生活を繰り返しながらも
久々に友人が経営するBARを訪ねた。

そのBARにはデザイナー、ミュージシャン
服飾関係者といったオシャレな人種が
腰を落ち着かせ、いつもグラスを傾けていた。

入り口にはそういったライヴ、イベントなど
を告知する鮮やかなちらしが並んでいた。

自分がカラーチラシを作るために本格的にPCに
触れるキッカケとなったのはこんな頃からだ。

BARを経営する彼に訪ねてみた。
彼も同じくマッキントッシュユーザーだった。

>>どうやって作るの??
高いお金払って作ってるの??と僕

彼はこう放った。

自分で作るんだよ。
とりあえず、マック買え!!
それからソフトはイラストレーターを使えばいい!!

それからというものの、彼のお店ではなく
直接彼の自宅まで通う事が多くなった。
勿論、そのソフトに触れたかったからだ。

すっ凄い!!
マウス一つでまっすぐに線がひけるし、
なにしろ、カラーが何百種類、何千種類と用意されている。

感動を覚えてしまったんです。

>>次のコラムに進みます。

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