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ギブアンドテイク

与えれば見返りがある。
そう信じて、
商売のコツを少しずつ学んでいったんです。
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経営という孤独 第3章
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〜商売は誰も教えてくれなかった〜

朝起きると、ホテルのオーナーが
いつも微笑んで声をかけてくれました。

ボブは歳の頃からか40代後半であったであろうか、
物腰柔らかいのが印象的でした。

ボブがそんな人柄だったのか、お陰で
すぐにパースでの生活に馴染みました。

>今日は天気がいい。
街に面したインド洋にクルージングにでも出掛けるといいよ。
きっと、イルカ達が大歓迎してくれるさ。とボブ

日本人若者客がやたらと多いこのユースホステル
夜はいつも中庭に集まり酒を飲み交わしながら
将来の夢、希望などを熱く弁じていました。

将来、英語の講師になる。
英語を学んでビジネスに繋げるんだと
しかしみんなそれぞれ思考が違うものの、
私には画一的に見えたのです。

シドニーからパースへ。
どのストリートを歩いても目立つのは、
イングリッシュスクールの看板だ。

私は旅に出る前にシドニーのコリアンタウンで
生活していた頃に、隣のカフェのママからこんなお願いを受けた。
ママの娘が来年、日本へ留学するという。
だから、シドニーに帰ってきたら日本語を教えて欲しい
というのだ。

私は冗談まじりでこう放った

>いいよ。その代わりに毎日、ランチをご馳走して下さいよ!
カフェを経営するママにして見れば、そんなものはお安い御用だ。

しかし、何故日本に興味があるのか私には
理解するのに少し時間がかかった。

心の中で私はつぶやいた。

ちょっと待てよ。そうか!

90年代初頭。

時はバブル。

世界は日本に注目していたのだ、

コリアン、チャイニーズ、インド、
アジアから毎年たくさんやってくる留学生相手に
ここで、日本語教室をはじめたらどうだろうか。

まだ、誰も気づいていない。

多くの留学生が訪れるに違いない。

というよりも、
わたしの所持金も底が見えていたどころか、
帰国する際のチケット代にも手をつけ始めていた。

このまま行けばオーバーステイか
捕まって強制送還されるのが関の山だ。

とにかく始めなければ、、、

>>次のコラムに進みます。





































































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