私は居酒屋を閉店する決意を固め、
弁当屋を始めるにあたって料理、
サービス接客まで一から勉強しようと
2年間勤めに出たのです。
そこは名古屋でも、もっとも
複数のレストラン事業を展開する、大手
イタリアンレストランでした。
皿洗いから始まりバーテン、厨房まで幅広く
仕事を任されました。
わりと手際よく仕事をこなす方でした。
そんな姿が評価されたのか、
ある日の事、上司からこん話をもちかけられました。
近くもう一軒出店する際に是非この私に
店長候補を勤めて欲しいと言うのです
勿論、私にして見ればこんな早い出世は無いし
2つ返事でOKしたと同時に
”もう弁当屋としての独立は諦めて一生この会社に身を
捧げよう”と思うようになったのです。
しかし想いは捨てきれませんでした。
いつも休憩時間には街角に立ち
オフィス街の中の込み合う飲食店や人々を
観察しながらもお弁当の需要を踏んでいたのです。
いつも私の昼ごはんは昨日の残りものを弁当箱に
詰め込んで作って会社で食べてました。
コロッケややきそばそんなシンプルな弁当が
良かったのか先輩や同僚からも、
お金出すからオレの分まで作って
来てくれと頼まれたりもしたのです。
店長候補として、一日12時間〜
14時間と仕事に精をだしました。
そんな矢先に事件は起きたのです。
年輩のお客様が何やらレジの前で
¥3150のお支払いのところ
¥3000の持ち合わせしか無いと言う。
私は快くこう話した。
いいですよ。僕がその分立て替えて置きますから。
お客様は喜んでお帰りになられた、
私はこういったサービスでまたご来店下さるに違いない
と睨んでいた。
予想は当たり、お客様がお客様をよんで幾度も来店
してくださりました。
しかしその事を聞いた上司、会社側としては
問題となりあーゆう事はマズイとなったのです。
当然そんなサービスなどマニュアルにある筈
が無い。私としても少し納得がいかない。
会社との関係にも少し亀裂が入り辞職願いを出したのです
>次のコラムに進みます。 |

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