宅配弁当花の木

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〜カラーチラシを持っていざ街頭へ〜

〜手作りお弁当、おひとつより
      真心こめてお届けいたします。〜

こんなコピーを大きく見出しにして、
チラシが出来上がりました。

メニューは、
日替わり弁当¥430
韓国風ビビンバ弁当¥400

商品写真が入っている訳でもない、
自分で描いた画像、そして商品説明だ。

ファッション雑誌から情報誌まで自分の
目に惹かれるカラーリングやロゴデザイン
を見つければ、
手当たり次第に買い漁り、真似して
鮮やかなチラシが完成しました。

当時 弁当屋のイメージというと
給食センター、仕出し屋さんといった、
ちょっと古くさい、印象が強く、
自分でも少し恥じいているものがありました。

しかし、自分が作る際、
そんなイメージを打ち砕いた、
ファッション化されたチラシにしようと
デザインを絞りこみました。

どちらかというと、ヘルシーで野菜がタップリ入った
韓国風ビビンバ弁当を強くプッシュしていました。

多くのお弁当屋さん、ほか弁チェーン店などは

お肉料理をメインとした、ボリューム志向を
強く打ち出した頃です。

わたしはその逆手に取ったのです。

当時はまだ珍しいビビンバ弁当
ナムルがあり、自家製コチュジャンがあり、
そして鶏そぼろ、錦糸玉子、即席のお吸い物が
ついて¥400

そして、オフィスランチの昼食だと言う事もあり
気を遣ってニンニクなど臭いがキツイものは
一切使用しませんでした。

こんな気配り、お手頃な値段がよかったせいか、
勢いよく電話注文が入りはじめました。

7割が女性客を占め、一箇所で10個、20個なんて
ざらに売れ始めたのです。

商売を始めて3.4ヶ月たったあたりでしょうか、
売上もお客様も一気に増え始めたのです。

自分ではやっと、心の中に陽が差し始めた感じだった。

しかし、売上増に伴いせざるおえない事が
新たな悩みに変わっていったのです。

それは、財務会計、帳簿のつけ方、

今までは売上、大まかな経費帳、
それらを指し引いた単純な単式簿記
の方法しか頭に浮かばなかった。

商売の素人に出来るはずがなかった。

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